ＥＳＤ　第１次南アフリカ往訪報告　No.４




南アフリカの教育問題（SDUの報告より）
学校教育においても人種差別の名残は残っている。
各人種の識字率、計算力（読み書き・計算）のデータでその差は明確で、問題は大きい。

また、教員の数の不足、指導力不足の課題は大きい。
教員が、正しいカリキュラムや情報を得ることは難しく、
その橋渡しをSDUなどの研究機関が行っている。


これから具体的に取り組んでいくこと
今回の往訪中の最終会議で、現地の各小学校の教員が集まり、
今後の取り組みについて話し合いました。

今回の対象学年は、小学４〜６年。
南アフリカでは積極的に環境教育に取り組んでいることや、
私達の学校では地域の自然を生かした授業を
おこなっていることをふまえて協議しました。

そこで、WWFの“Windowｓ　on　the　wild”が紹介され、
この実践をやってみて、それぞれの学校の情報を共有していくのはどうか
ということになりました。

しかし、各校の児童の実態や地域の状況を考慮する必要があり、
さらに検討していくことになりました。

細かい指導計画・方法については各国・各校で検討していくという方向です。